[税務・経営最新情報]更新~「確定申告に関するQ&A」

 年が明けたと思ったら、もう1月も終わりですね。
 いよいよ確定申告のシーズンです。一般的に、3月終わりまでが会計業界にとっては繁忙期となります。風邪・インフルエンザなどにかからぬよう、手洗い、うがいを徹底しています。

 さて、これから何回かにわけ、確定申告でよく聞かれることについて、ご説明していきます。まずは医療費控除についてです。

<Q1>通院のための電車・バス代は医療費控除の対象になるか?
 A――通院のために公共交通機関に支払う運賃は、医療費控除の対象となります。ただし、病状に応じて、一般的に支出される水準を著しく超える部分については、医療費控除の対象とはなりません。
 また、タクシー代については、全てが医療費控除の対象となるわけではありません。医療費控除の対象となるタクシー代は、病状から見て急を要する場合や、電車・バスなどが利用出来ない地域に住んでいる場合などとなります。
 それでは、自家用車を使って病院に行った場合のガソリン代、駐車料金等はどうでしょうか。これらについては、医療費控除の対象とはなりませんので、ご注意ください。

 病院、診療所、老人保健施設又は助産所へ収容されるための人的役務の提供の対価のうち、病状に応じて一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額は、医療費控除の対象となります(所得税法施行令第207条)。
 ≫≫国税庁ホームページ(医療費控除の対象となる医療費)
 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1122.htm

<Q2>レーシック手術代は医療費控除の対象になるか?
 A――最近、増えている近視治療のためのレーシック手術ですが、医療費控除の対象となります。ただし、視力回復センターへ支払う費用は、医療費控除の対象とはなりません。

PROFILE

小森裕史(こもりゆうじ)
1974年、東京都生まれ。
府中市の本村会計事務所に勤務。
税理士・中小企業診断士として、中小企業の経営を支援。
<本村会計事務所 http://www.motomura-tax.jp/