[インタビュー]入口周りの看板で集客力アップ

ホテルの集客において看板の重要性は言うまでもない。特に入口周りの壁面看板やA型看板を変更しただけで集客がアップしたというケースも少なくない。
では、入口周りの看板は、どのような内容で、どのように設置すればよいのか。看板設置やポスター制作も手掛ける、(株)オーブアズール取締役・大平亜矢子氏に聞いた。

――ホテルの入口周りの看板というのは、やはり集客に大きく影響しますか。
大平 はい。とくに集積地に立地するホテルにおいては、入口周りにどのような看板を設置するかで集客は大きく変わります。
どんなに魅力的な客室を備えていても、それをお客様が知らなければ、選んでいただけません。客室のグレードが周辺ホテルより優れていて料金も周辺ホテルより高くない、そんなお客様にとって魅力的なホテルでも、それを告知する看板を設置しないために集客に苦戦しているホテルというのが、実は少なくありません。
ネットで事前に下調べをしてホテルを選択してからホテル街を訪れるお客様だけではありません。とりあえずホテル街を訪れてから「よさそうだな」と思うホテルを選ぶお客様も多い。その選択基準は、以前は外観のイメージしかなかった。入口周りの看板も料金程度で、それも○○円~といった表示。これではどんなホテルかわからず、初めてのお客様は利用をためらいますよね。一方、入口周辺の看板で、客室の内容、料金、サービスがわかったら「このホテル、いいんじゃない」と、初めてのホテルでも安心して入れます。

――どのような看板を設置すれば効果的でしょうか。
大平 以前、あるホテルから特室の稼動を上げたいという相談を受けました。そこで、客室内の写真、セールスポイントの露天風呂の写真、それに設備の説明、料金などを入れた、大型のT型看板をつくり、お客様が進入してくる方向の角地に設置しました。これは効果絶大で一気に特室の稼動が伸びました。
いま、低料金を訴求する看板が目立ちますが、料金だけでなく、何を告知したいのか、その目的を明確にすることが重要です。どの客室を売りたいのか、どの時間帯を売りたいのか、それによって告知の内容は違うわけですから。

――具体的には。
大平 お客様が最も知りたいのは、どのような客室なのか、そして価格です。客室の写真は不可欠ですね。
ただ、ひと口に看板といってもいくつかの種類があります。まず、壁面に備え付けの看板。これは簡単に変更できませんから客室の写真等でどのような客室のホテルかを告知する。
また、入口周辺に設置するA型あるいはT型看板は、差替えできるようにして2種類設置すると、効果的な告知ができます。メイン看板は月に1回程度、内容を変更する。サブ看板は、朝、昼、夜で内容を変えていく。こういった手法で、ホテルが売りたい客室、売りたい時間、アピールしたいサービス等々を、明確にお客様に伝えることができます。
「時間帯で看板を変えて、どれだけ効果があるの?」とおっしゃる方もいます。でも、看板の内容を変更することはとても重要です。そのホテルの前を通り過ぎて他のホテルを利用するお客様に「このホテル、いつも違った看板が出ている。面白そう。一度利用してみようか」と思ってもらえれば成功です。必ず集客に結びつきます。

――その他、注意ポイントは。
大平 設置場所は、お客様が訪れる方向を考えて、できれば主要道路からも見える位置に。
また、壁面のポスターパネルでもA型看板でも、照明は不可欠です。バックライトフィルムの看板ならより綺麗に見えます。また、周囲の色に溶け込まず目立つような色を使用しましょう。
いま、ホテルの前にお客様がいて「このホテルに入ろうか、他のホテルにしようか」迷っている。そのお客様に、自社ホテルを選んでもらううえで、入口周りの看板でホテルの魅力を分かりやすく伝えることはとても重要です。しかも、入口周りの看板の設置や内容の変更には、大きなコストはかかりません。
ぜひ、入口周りの看板の見直しをお勧めします。

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■オーブアズールが手掛けた入口周りの看板例