【百家争論】嶋ちゃんのワンポイントアドバイス・・・NO.3

6 月某日
その香りはどこから・・・

 関東の東の郊外店の、あるオーナーさんから久しぶりに電話が入りました。以前、コンサルを依頼され、いろいろチェックさせていただいたホテルさんです。電話で話しながら、パソコンを立ち上げ、オーナーさんのアドレスをみると、訪問した日時・ホテル名・ホテル概要・チェック項目・オーナーさんの人物評まで、一目瞭然です。その時のMEMOでは、<客室の臭いについて、アドバイスした>とあります。そんなことを確認しながら話していると、「近々、またチェックしてくれ」とのこと。こちらはコンサルタント、早速、お邪魔しました。私の場合は、なるべく夕方の訪問を希望しております。それは、お客さま目線で外観を見たいということと、夜の照明を確認したいということです。一日のなかで、最も集客の多い時間帯を選ぶわけです。<入口の雰囲気、駐車場のゴミ、バックヤードの在庫管理、お部屋の清掃状況、企画サービス>等々をチェックし、そして以前、気になっていた<臭い>。ない、ないどころか、とても柔らかい清々しい香りがする。これはどうしたことか、オーナーさんと同行しているマネージャーさんに聞いてみると、「前に私に言われた物以外は置いていない」とのこと。しかし、程良い香りが気になり、再度訊ねたところ、判明したのは、<カーテンを嫌味のない柔軟剤で洗っている>とのことでした。“ホテルと臭い”については、集客のうえで重要な問題でもあります。シティ・ビジネスホテルが「禁煙ルーム」「喫煙ルーム」の仕分けをしたのは、すでに10数年前でしょう。最近では「レジャー・ラブホテル」の中にも、「禁煙ルーム」を設けているホテルさんも少なくはありません。もっとも、お酒をだす飲食店でさえ、禁煙のお店が増えているわけですから、まぁ、どこかのベランダの店主にも困ったものです。
 そんなわけで、最近の柔軟剤は研究してみる必要はあるでしょうね。カーテンのみならず、枕カバーにも有効でしょうから・・・。

PROFILE

㈱トラスター 代表取締役 嶋野宏見
(しまの・ひろみ)
関東を中心に30店舗を運営受託。コンサルティングにも対応。ホテル歴25年以上のキャリアを活かした運営手法で顧客満足と利益確保を両立。