【不定期連載】嶋ちゃんのワンポイントアドバイス・・・NO.1

 お陰さまで、〈テイダン・ラブホテル叢書『新ラブホテル経営論』〉が好評とのこと。嬉しい限りです。そんなことを話題にしていたら、某ベランダの店主が〈テイダンのHPに経営者に役立つ、ワンポイントアドバイスを書け!〉との厳命。喜んでいいのか否かわかりませんが、「気付いたことを、不定期に綴らせていただきます」よろしく、お願いいたします。

4月某日
【ホテルの集客は、看板がカギ】

 ある地域に市場調査に行った時のことです。
 レジャー・ラブホテルの集積地の数件を調べました。「利用料金・利用時間・部屋数・入室状況・車の種類、そして看板」などです。注目した2店舗のホテルを対比してみると、一方は入っていて、他方はあまりよろしくない状態です。2つのラブホテルとも、業界では知られた設計者です。築年数・改装時期も大差はありません。何故なんだろうと調べていたら、「看板」でした。看板が、周辺の森林の色に同化してしまっていたわけです。いうまでもなく、日本には四季があります。季節ごとに、周辺の色合いは変化してきます。大なり小なりの看板は、そのホテルの客室を表現したものともいえます。地域・周辺・季節を十分に考慮した看板でありたいですね。看板一つで、集客に影響してくるわけですから。そういえば、昔のテレビドラマで、郊外の「パチンコ屋」さんの看板が出てきました。「パチンコ」が一字ごとに点滅する看板です。ところが、どのような具合か、「パチンコ」の「パ」が消え、「チンコ」「チンコ」と点滅していたシーンがありました。看板は、大事です。

5月某日
【駐車場カーテンはホテルの顔】

 運営を任されている、あるオーナーさんが新規にワンガレージタイプのラブホテルを購入。このホテルも運営依頼を受け、集客・売上アップのために何をすべきか、オーナーさんと現地で検討することになりました。いうまでもなく、「最少の投資で最大の効果」を求められることは、いうまでもありません。”全ての見直し”です。「料金設定・リネン・アメニティー・一部改装などなど」とどまることなく、変更したくなりますが、予算には限りがあります。そんな中で、どうしても納得できないものがありました。それが、駐車場のカーテンです。これまでのカーテンでは、まるで、工場の物置場風です。たとへ”色”を変えたところで、あまり変わり映えはしないようにも思いました。そこで、オーナーさんに提案したのが、カーテンをデザイン化することです。単色のママではなく、絵柄を入れることによって、カーテンの向こうに”夢”を持たせる”楽しさ”への扉です。これなら、低予算でアピール度は高まります。あなたのホテルのカーテン、汚れていませんか。カーテンは、”夢”"楽しさ”へのトビラです。

PROFILE

㈱トラスター 代表取締役 嶋野宏見
(しまの・ひろみ)
関東を中心に30店舗を運営受託。コンサルティングにも対応。ホテル歴25年以上のキャリアを活かした運営手法で顧客満足と利益確保を両立。