【百家争論】嶋ちゃんのワンポイントアドバイス・・・No.14 [京都で思う事]

 我々、業界人は旅に出る事、街中をウロつくことは、大いに大切なことです。そこで観たもの、聞いたものをどのよういに部屋に持込み、どうアレンジし、活用するか、でしょう。いま、流行りのものをウォチングする、これも、大切なことです。以前はよくデパートをウロツイタものです。そこで企画を考え、商品にする。意外と楽しいものです。

 今回は、少し時間もできたので、京都に行くことにしました。もちろん、カミさんとです。京都といえば、いまや外国人ばかり、市内では大型バスが連なり、どのバスにも外国人が・・・。

 しかし、ホテル屋としてはいろいろ考えさせられました。
今年も某シティーホテルに宿泊したのですが、もちろん、それは高額であり、それなりの優越感は感じさせますが、しかし、われわれのレジャー・ラブホテルとの違いはなにか、要するに、「遊ぶホテルと優越感を感じさせるホテル」の違いではないでしょうか。
つまりは、お客さまを「感動」させる部分においては、違いはないでしょう。ただ、高額であるが故に、シティーホテルの用品・備品・アメニティ等々においては、やはり負けてしまう部分もある。しかし、これらは単に“モノ”以外のなにものでもないわけです。お客さまは、その場では凄いと思うかも知れませんが、それだけでは、“印象”には残らないでしょう。各ホテルさんの運営・経営の方法もあると思いますが、ここで必要なのは、“記憶”に残るホテルの有様ということになります。そうすることによって、リピート率は高まるわけです。今、我々に与えられている使命は、いかに多くの・高いリピーターの獲得にあると思う訳です。

 京都をぶらつきながら、そんなことを考えた日々でした。さぁ、帰ったら会社の引っ越し。そして、GWがやってきます。“記憶”に残るホテルづくりを目指して。

PROFILE

㈱トラスター
代表取締役
嶋野宏見
(しまの・ひろみ)
関東を中心に30店舗を運営受託。
コンサルティングにも対応。ホテル歴25年以上のキャリアを活かした運営手法で顧客満足と利益確保を両立。