[食中毒]名古屋のホテル、49人がノロウイルスに感染

 『日経新聞電子版』(12月14日/2:21配信)は、<名古屋市は13日、名鉄ニューグランドホテル(同市中村区)で食事をした49人が、ノロウイルスによる食中毒になったと発表した>と報じた。
 <市食品衛生課によると、8日夕からホテルの宴会場で食事をした106人中、49人が翌朝から嘔吐や下痢などの症状を訴えた><市は料理を提供した厨房とベーカーを、再発防止策がとられるまでの営業禁止処分>と報じている。

 ノロウイルスによる食中毒は、夏季よりも冬季に多く発生し、とくに今年は、過去10年間で平成18年に次いで2番目に多い水準で発生している。
 この状況を受けて、厚労省では、11月13日(感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの予防啓発について)、27日(感染性胃腸炎の流行を踏まえたノロウイルスの一層の予防の啓発について)の2度にわたり、各(都道府県、保健所設置市、特別区)衛生主管部宛てに注意を促す事務連絡を発している。

 厚労省では、ホームページに「ノロウイルスに関するQ&A」や「ノロウイルスによる食中毒予防のポイント」のリーフレットを掲載し、注意を呼び掛けているので、ホテル関係者はぜひ一読を。
 ノロウイルスによる食中毒の予防は、「調理者の健康管理」「作業前の手洗い」「次亜塩素酸ナトリウムによる消毒・殺菌(アルコール消毒はあまり効果がない)」が重要とされている。
 年末年始の高稼働期の前でもあり、各ホテルで、衛生管理の再チェックと調理担当者への徹底が求められよう。

≫≫厚労省「ノロウイルスに関するQ&A」はこちら
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

≫≫厚労省「ノロウイルスによる食中毒予防のポイント」のリーフレットはこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002pa7y-att/2r9852000002pac6.pdf