シティホテル・コンセプトルームの最新状況

 このところ、シティホテルが企業やデザイナーとコラボレーションしたコンセプトルームを展開し注目を集めている。
 「日経トレンディ」のネット版(9月19日)が、≪ホテルの“超個性派ルーム”が人気!相撲、男の隠れ家、ベッドに鯉!?≫と題して、「ロイヤルパーク汐溜タワー」(港区/477室)と「パークホテル東京」(港区/273室)の最新のコンセプトルームをレポートしている。

 <「ロイヤルパーク汐留タワー」が2013年8月1日からスタートしたのが、10室のコンセプトルームからなる「ホテルライフスタイル アーケード」>で、<10月1日から名称を「ロイヤルパークホテル ザ 汐留」に変えてリブラインドに着手するが、そのリブランド戦略の先行第1弾>という。<部屋に滞在することを楽しめるようなホテル><女性の宿泊比率を上げたい>といった狙いもある。

「ホテルライフスタイル アーケード」の客室内容は以下の通り。
◎「コーディネーティッド バイ ザ・コンラン・ショップ」・・・眺望のよい窓際に特等席を設けた「ジャーニー」と、上質なリラックス空間の「プレイ」の2室。
◎「コーディネーティッド バイ エリコ ホリキ」・・・和紙インテリアアートの堀木エリ氏がコーディネート。
◎「コーディネーティッド バイ IDC大塚家具」・・・これからのライフスタイルを見据えたインテリアスタイルの「住居のようなホテル」「日常から離れた別宅で過ごすリセットの時間」「隠れ家SOHO STYLE」の3室。
◎「コーディネーティッド バイ ボーコンセプト」・・・デンマークのインテリアブランド・ボーコンセプトがコーディネートした「アーバン ダニッシュ デザイン」。
◎「プロスペクトルーム コーディネーティッド バイ イリヤ」・・・NewYork Ambiente(汐留にNew Yorkを映して)をコンセプトにした、ベッドタイプの異なる3室。

 ちなみに、この10室は、9月末まで体験ステイとして割安料金で利用できる。

 一方、<「パークホテル東京」では、2013年から「アーティストルーム相撲」「アーティストルーム禅」などのアートに特化したコンセプトルームを展開。特に外国人客に好評を得ている>という。さらに4月1日からは<タイの人気スキンケアブランド「THANN(タン)」の世界観を表現したコンセプトルーム「THANN CASA(タン カーサ)」の販売を開始し、女性客に人気>という。

 この「THAN CASA」の客室内は、ハンドクラフトの家具・オブジェやアロマに加え、ベッドシーツに泳ぐ鯉の映像を映し出すなどで、独特の雰囲気を醸す空間としており、客室内で特別スパができ、4,935円相当のアメニティもついている。
 なお、同ホテルのホームページでは、このほかに年内にアーティストルーム3室の増設が告知されている。

 今後もシティホテルのコンセプトルームの展開はさらに進みそうだ。レジャー・ラブホテルにとってその動向は注視しなければならないだろう。

季刊『LH-NEXT』編集長・多田義則